グリーンファイナンス
グリーンファイナンスに向けた取り組み
NBFはグリーンファイナンス・フレームワークを策定し、年間100億円以上のグリーンファイナンスの調達を目指します。
グリーンファイナンス・フレームワークの概要
1.調達資金の使途
適格クライテリアを満たす資産(以下、「グリーン適格資産」)の取得資金、又は取得に要した借入金の返済資金、及び投資法人債(グリーンボンドを含む)の償還資金に充当します。
2.適格クライテリアについて
第三者認証機関の認証のいずれかを取得済又は取得予定の資産のことをいいます。
- DBJ Green Building認証における5つ星、4つ星又は3つ星
- BELS認証における5つ星、4つ星又は3つ星
- CASBEE不動産評価認証におけるS、A又はB+ランク
3.プロジェクトの評価及び選定
NBF及びNBFMの投資本部不動産投資部によって候補となるプロジェクトが選定され、各部長以上で構成される運用審査会議による審議及び経営会議での審議を経て、社長の決裁によってプロジェクトが最終選定されます。
4.調達資金の管理
NBFの調達資金は、ポートフォリオ・アプローチで管理されます。NBFMの投資本部財務部がグリーンファイナンスの残高が存在する限り、年次でグリーンファイナンスの残高がグリーン適格資産の取得価格の合計を超過しないよう確認します。未充当資金については、現金又は現金同等物にて管理されます。
5.レポーティング
NBFは年に一度、以下の項目をwebサイトにおいて開示します。
- グリーン適格資産の物件名及び取得価格の合計額
- グリーン適格負債額
- グリーンファイナンス残高
- グリーン適格資産のグリーンビルディング認証の種類及びランク※1
- ポートフォリオ全体の環境パフォーマンス実績等※2
2024年3月31日時点
グリーン適格資産の取得価格の合計額 | 14,440億円 |
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グリーン適格負債額 | 14,440億円 |
グリーンファイナンス残高 | 650億円 |
NBFのグリーンファイナンスに関する資金充当状況は以下の通りです。
グリーンファイナンス | 650億円 |
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うちグリーンボンド(GB) | 50億円 |
うちグリーンローン(GL) | 600億円 |
グリーンファイナンス概要*1
2024年3月31日時点
年 | 金額 | 調達方法*2 | 資金充当対象 |
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2021年 | 50億円 | グリーンボンド | 大崎ブライトタワー、名古屋三井ビルディング新館、名古屋三井ビルディング本館 |
2022年 | 350億円 | グリーンローン | 飯田橋グラン・ブルーム(追加取得)、豊洲ベイサイドクロスタワー |
2023年 | 230億円 | グリーンローン | 飯田橋グラン・ブルーム(追加取得)、豊洲ベイサイドクロスタワー(追加取得) |
2024年 | 20億円 | グリーンローン | 豊洲ベイサイドクロスタワー(追加取得) |
合計 | 650億円 | - | - |
- グリーンファイナンス・フレームワークの適格性について、ESG評価会社であるサステイナリティクスよりセカンド・パーティ・オピニオンを取得しております。
- 個別の調達概要については本投資法人のWebサイト(https://www.nbf-m.com/nbf/financial/borrowings.html)においてご確認頂けます。